家事ってなに?

2019/02/24
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昔々、家事は女性がするものであった、亭主はあごで家族をこき使い、「風呂、飯、寝る」しか言葉を発しなかった。
しかし時は流れ、忙しい現代社会において全く家事のできない男性は無能物といわれるようになった ・・・・・・・・・

 

本当なのでしょうか?

 

そもそも家事というのは何を指すのでしょう。

 

炊事、洗濯、掃除、子育て、買い物、高齢者への対応、裁縫、ペットの世話、近隣とのおつきあい、学校などへの対応、家計管理や健康管理だって立派な家事になります。

 

2013年(平成25年)度の男女共同参画白書によれば、日本での家事の活動を貨幣価値に換算すると、年間およそ775000億円になるといいます」

 

この金額のほとんどを女性が担ってきたのです。

それも主婦という名のもとに無償でです。

 凄いですね!

 

しかし環境が変化しました。

 

専業主婦、亭主関白 そんな言葉すら死語になっているこの時代では、家事を家族で分担しなければやっていけなくなっているのです、共稼ぎ世帯が増加し、子供だって塾通いや習い事で忙しいのです。

 

また昭和生まれの男性は家事を女性に任せ、日本の成長のため企業戦士として働いてきました。定年を迎え仕事から解放されたとき家事おろか趣味もない自分に気づき愕然としていると聞きます。

 

身の回りの世話さえ人に頼ならければ何もできない自分がいるというわけです。

 

そこで新しい考え方が出てきました。

家政婦さんや執事、メイドさんは雇えなくても家事の一部を業者さんに依頼し代行してもらおうという考え方です。

私たちが住んでいる杉並区でもお一人住まいという方々が増えてきました。

また忙しく働いているのでなかなか家事の細かいところまで手が回らないご家庭も増えているようです。

 

家事は家族がするものという常識からの発想転換です。

 

皆さんも身の回りの家事を見直して、家事代行を考えてみるのもいいかもしれませんよ。